”手を止めて、目を見て話を聞く”。人を育てる現場で変わった12年

中部工場の立ち上げから12年。「怖い人」と言われていた時期もあった阿部課長。でも、今では誰よりも“人を見て育てる”リーダーとして、現場の信頼を集めています。そんな阿部さんに、仕事のやりがいや、HYDE好きでカラオケも歌うちょっと意外なプライベートの話まで聞いてみました。
◆インタビューに答えてくれた社員
阿部 朋教:製造本部 中部工場 仕分課 課長 /2013年中途入社
中部工場の仕分課を統括。立ち上げ期から現場を支え続ける頼れる課長。
「なんとかなるでしょう」が口ぐせで、チームの成長を見守る姿勢が印象的。ディズニーとHYDEをこよなく愛する一面も。
「ピタッとはまる瞬間が気持ちいい」──現場を動かすパズルのような毎日
――阿部さんはナリコマに入社して12年。一番やりがいを感じる瞬間って、どんな時でしょうか?
やっぱり、自分の組んだ仕組みがピタッとはまった時ですね。管理職の仕事って、言ったらパズルみたいなもんなんです。この人にこの仕事を当てて、この時間でこの工程を…って組み立てていく。それが思いどおりにハマった瞬間は、「よっしゃ!」って思います。
――なるほど。日々の作業の中にも工夫が詰まってるんですね。
そうなんですよ。基本は同じなんですけど、昨日15時に終わった作業が、今日は14時半に終わったとか。そうやってルールを守りつつ時間を縮められると、「おお、やったな」って感じますね。
あとは、育てた子が自分の考え方とリンクして動いてくれる時。誰かが検品してる横で、何も言わずにフォローに入ってくれたりすると、「よし、伝わってるな」とうれしくなります。
「怖い人」だった頃に気づいた、“話を聞く”ということ
――管理職になってから、意識するようになったことってありますか?
ありますね。前は忙しすぎて、手を動かしながら話を聞くことが多かったんです。ある日、話しかけてきた方が悲しそうな顔で帰っていく後ろ姿を見て、「あ、今の伝わり方、違ったな」って気づきました。それ以来、話しかけられた時は必ず手を止めて、目を見て話を聞くようにしています。
――すごくさりげないことのようで、でも大事なことですね。
そうですね。でも当時は、そんな余裕なかったです。中部工場の立ち上げ初期なんて、社員が私ひとり。あとは新しく採用したパートさんばかり。慣れない環境で忙しくて、無意識に舌打ちしてたらしいんですよ(笑)。ある時、「今日も機嫌悪いんですか?」って言われて、「え、そんなにしてた!?」って。そこから意識するようになりました。
最初はほんとに“怖い人”扱いで。こちらから「おはよう」と声をかけても、「え、なんですか?怒られます?」みたいな反応でした(笑)。でも、そこをぐっと我慢して、こちらから話しかけ続けることで、だんだん雰囲気が変わっていきましたね。
「誰がみても分かるマニュアル」を作った理由
――立ち上げ時にマニュアルを作られたと聞きました。
ナリコマでは、現場で独自の専門用語がたくさんあるんです。例えば「台車」は「キャリー」、「青いコンテナ」は「青コン」みたいな。それで最初に作ったマニュアルを上司に見せたら、「阿部さん、これ分からん人には分からんで」って言われて(笑)それで、「よし、誰がみても分かるように作ろう」と思って、全部写真付きに変えました。「これを見て“さっき見たな”って思ってくれたらいい」くらいの感覚で。大阪で研修してた時、自分がほんとに分からなくて苦労したので、同じ思いはさせたくなかったんですよ。
――そういう経験が活かされてるんですね。教育への思いが伝わってきます。
ええ。今は未経験の人でも入りやすいように、動画とOJTの両方で教えています。「ここで人が足りないからやって」みたいな押しつけ方は絶対しない。本人の希望とか経験を見ながら、一歩ずつ覚えてもらいます。“8割は誰でもできる仕事”を目指してるので、仕組みもだいぶ整ってきましたね。
「怖い現場」から「助け合える現場」へ
――今の中部工場の人員状況はいかがでしょうか?
まだまだですけど、だいぶ良くなってきました。今は36〜40人で回してるけど、理想は50人くらい。人が少ないと、どうしても「この人がやったほうが早い」って属人化しちゃうんですよ。だから、秋から冬にかけて10人増やす予定です。
――阿部さんが考える“活躍できる人”ってどんな方ですか?
「言われたことだけやる」じゃなくて、「これできたから次はこれ覚えたい」って言える人ですね。こっちで“やる気スイッチ”押さなくても、自分でスイッチ入れられる人。うちの仕事は、そういう人が伸びます。
「HYDEが好きなんです」──真面目な課長の意外な一面
――阿部さんの仕事のモットーや、好きな言葉があれば教えてください
私、そんなに本を読んだり考えるタイプではないので、仕事のモットーは「なんとかなるでしょう」です。色々考えても、考え込む時間だけ無駄だなと思って。トラブルがあった時も、考え込むより「なんとかなる」と捉える方がいいですね。もちろん、ちゃんと計画を立ててスケジュール通りに進めるのが大前提ですが、イレギュラーなことが起きた時に、考え込んでいても仕方がないですから。
――見た目とは少し違う雰囲気で、そのギャップがいいですね。では、ここからは阿部さんのプライベートについてもお伺いしたいのですが、趣味があれば教えてください
一番は旅行ですね。特にディズニーランドが好きで、毎年行ってます。絶叫系は苦手なんですけど(笑)。「タワー・オブ・テラー」だけは好きなんですよ。あれ、“ガタガタ登る時間がない”じゃないですか。だから大丈夫(笑)。
――なるほど(笑)。意外です。
あと、カラオケも好きです。L’Arc-en-CielのHYDEが好きで、よく歌いますね。家でも妻とDVD見ながら一緒に歌ったりしてます。“怖い課長”って呼ばれてた頃からは想像つかないでしょ?(笑)
「なんとかなるでしょう」──力を抜いて、前に進めばいい
――最後に、これからナリコマで働きたい方にメッセージをお願いします。
ナリコマは今、伸びてる会社です。お客様が高齢者施設なので、これからも需要は増えていく。そういう意味では安心して働ける環境だと思います。
忙しい時もありますけど、いいアイデアはすぐに採用される。「こうしたほうがいい」っていう提案が通りやすい会社です。だから、前職の経験を活かして「こういうのやってみよう」っていう方には、めちゃくちゃ向いてると思いますよ!
編集後記(東海エリア採用担当より)
取材中、阿部さんが語った「必ず手を止めて、目を見て話を聞く」という言葉がとても印象的でした。忙しさの中でも、人と真剣に向き合う姿勢が、現場の信頼と安心感につながっているのだと思います。一方で、L’Arc~en~CielのHYDEが好きでカラオケもよく歌うという意外な一面も。真面目で少し照れ屋な笑顔とのギャップが魅力的で、「この人のもとで働きたい」と思わせる温かさを感じた取材でした。
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