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給食業界のいまを語る——小石原支店長が学会講演に参加しました

2025年6月21日(土)、甲南女子大学で開催された<日本調理科学会近畿支部 「高齢と食分科会」>

このたび、北/南近畿支店の小石原支店長が講師としてお招きいただき、医療・福祉施設における給食提供の変遷と、給食業界のこれからについてお話ししてきました。

参加されたのは、高齢者の「食」に関わる研究・実務の第一線で活躍されている学会会員の皆さま。
ナリコマとしても、このような貴重な機会で業界の現場感や取り組みをお伝えできることを大変光栄に思います。

登壇者紹介:新卒一人目として現場を切り拓いてきた支店長

小石原は1998年に新卒入社した「営業1号社員」。
委託調理が主流だった時代に、試行錯誤を重ねながらお客様の信頼を地道に築き上げ、
現在では20年超のお付き合いが続く“ロイヤルカスタマー”も多く担当しています。

四半世紀以上にわたり給食業界の変化を現場で見てきた視点から、制度・技術・人材の変遷をリアルに語れる存在として、今回の講演に登壇しました。

 なぜ今、“給食のあり方”が問われているのか

少子高齢化と人手不足。
医療・福祉の現場は、今その2つの課題に直面しています。

こうした背景のなか、小石原は「再加熱カート」や「クックチル」などの仕組みによって、
現場の負担を減らしながらも、一人ひとりに寄り添った食事提供を可能にする手法を紹介しました。

機械化することが目的ではありません。人にしかできないことに、ちゃんと時間を使えるようにする。それが、ナリコマのめざす“仕組み化”です

── 会場ではうなずく方も多く、深い共感が広がっていました。

 

“誰でもできる”を整える。だから“人にしかできない”が生きる。

厨房の現場には、日々、想像以上に多くの工程があります。
調理、盛り付け、衛生管理、発注業務、そして人材教育まで——。
そこに「人手不足」や「高齢化」といった課題が重なれば、現場はあっという間に疲弊してしまいます。

だからこそ今、“誰でもできる仕組み”を整えることが求められています。
ナリコマが導入を進めている「クックチル」や「ニュークックチル」は、まさにその実例。
誰かのスキルに頼らず、再現性と安全性の高いオペレーションを構築することで、現場の余白を生み出しています。

その余白でこそ、「この人にはこうしてあげたい」という気持ちが動き出す。
咀嚼・嚥下が難しい方への対応、季節や行事を感じられる献立、スタッフ同士の声かけやケア——。

人にしかできないことは、仕組みがあってはじめて活きる。
それが、ナリコマの給食づくりの考え方です。

 

給食業界で働くという選択肢

この日の講演は、約30名の参加者を前に行われました。
講演後には、現場で働く管理栄養士や大学の教員の方々から、

食の選択肢が増えるなかで、給食の価値をどう守るか考えさせられた
再加熱や仕組みの活用で、働き方まで変えられるのが印象的だった
といった声が聞かれました。

ナリコマでは、営業職や厨房職、アドバイザー職など、「食」を通じて現場と向き合う多様な仕事があります。
働く選択肢として、“給食業界”に興味を持ってもらえたら嬉しいです。

 

編集後記

このたび、学会で登壇の機会をいただけたことは、ナリコマとしても貴重な経験となりました。
現場で積み重ねてきた工夫や挑戦をお伝えするなかで、「食の仕組みを支える仕事」に関心が高まっていることを、改めて実感しています。

厨房に立つ人だけでなく、商品をつくる人、届ける人、提案する人、そして改善を重ねる人——
一さじのごはんの裏には、たくさんの役割があります。

ナリコマの想いは、「ALL for ONE SPOON」
たった一食に、まっすぐ向き合い、“温かい”を、ちゃんと届ける。
そのために、できることを仕組みにし、「人にしかできないこと」は人がやる。
そんな姿勢を大切に、これからも現場と社会をつなぐ存在でありたいと思います。

食を「つくる」だけでなく、届ける仕組みを考える仕事。
もし少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひ他のブログ記事やSNSでナリコマの取り組みをのぞいてみてください。

 

→小石原支店長の人となりがわかるインタビュー記事はこちら

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