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【先輩社員のリアルな声】生産管理部 工程管理課 Y.Kさん

現在の仕事内容

生産管理部は、製造部門をデータの面から支えつつ、生産性向上を目指して生産体制の改善に取り組んでいる部署です。その中でも私の所属する工程管理課開発グループの仕事は、簡単に言えば「食品会社の社内システムエンジニア(SE)」で、工場内で使用する業務用ソフトウェアの開発・保守をしています。ITを活用して業務を改善し、高品質なお食事を効率よく生産するための手助けをしています!

社内SEなので、システム案件の企画段階から開発、導入後のアフターフォローまで行います。また、問い合わせを受ければ生産現場に入って対応することもあります。システム案件の依頼者である生産部門の困りごとを解決するためにシステム担当の視点から提案をすることもあり、プログラミングの知識だけでなく業務に関する知識も必要になる仕事です。

直近では、工場内で使用している衛生・品質管理系の帳票類をデジタル化する案件に関わっています。生産部門から管理部門までのあらゆる業務にシステム担当として関われる仕事と言えるかもしれません。

仕事のやりがいや面白さは?

最もやりがいを感じるのは、自分が開発したシステムが業務改善に貢献できたときです。実際に業務が変わっていくところを見られたり、システムを利用しているエンドユーザーから感謝の言葉をいただけたりするのは、社内SEならではのメリットだと思います。

社内SEの仕事で面白いところは、依頼者が解決したい課題に対して一緒に解決策を考え、依頼者が最初に考えていた以上に利用価値の高いシステムを作っていけるところです。私自身はまだ経験が浅く、効果的な提案ができる場面は少ないですが、開発経験を積んで良いシステムが開発できるようになりたいです。

ナリコマは、部署を問わず「もっと改善したい」という雰囲気があると思います。ITを使って、社内の色々な部署と協力して業務を改善していけるところに面白さを感じています。

ナリコマで身についたことはありますか?

ナリコマに入社してから2年弱の期間で、大きく2つのことが身についたと感じています。

1つめは、システムエンジニアとしての基礎能力です。学生時代はほとんどプログラミングの経験がなく、最初は社内SEとして働くことに少し不安がありました。しかし、上司に教わりながらプログラミングを学習し、システムエンジニアとして開発案件を進められるようになりました。まだまだ勉強中ではありますが、着実に力がついていると感じています。

2つめは、製造業(特に食品製造業)における業務の流れの知識です。入社してすぐの工場研修では、食品工場の一連の業務を経験しました。調理や包装、仕分などの部署で実際に業務にあたり、食の安全を確保しながら生産性も追求する食品製造業の現場を学びました。

また、現在の部署に配属されてからは、お客様(施設様)から注文を受けてからお食事を配送するまでの流れを俯瞰して理解できるようになってきました。今後もさらに理解を深め、ITを通して業務をサポートしていきたいです。

これまでのどんな経験が仕事に生かせていますか?

学生時代の研究活動、特に研究発表の経験が生きています。研究発表では、背景知識がない人に対して自分の研究テーマの面白さや課題を伝える必要がありました。発表の準備に取り組む中では、何をどのように説明すれば伝えたいことが伝わるかを考えながら試行錯誤を繰り返していました。

今、社内SEとして他部署の方と打ち合わせる際にも、システム的な知識がない方と正しくコミュニケーションが取れるよう意識しています。研究内容が直接生かせる場面はありませんが、チームプレーで仕事を進める上で最重要とも言えるコミュニケーションについては、研究活動を始めとする学生生活の経験が生きていると思います。

就活生へのメッセージをお願いします!

自分が就活をしていた頃を振り返ると、「この業種/この職種に行くべきだ」とこだわっていた時期が一番しんどかったなと思います。

私は元々研究職・開発職を希望して就活に取り組んでおり、ナリコマでも当初は別の部署を希望していました。しかし、面接の過程で今の部署のほうが向いていると言っていただき、最終的に今の部署で採用していただきました。今は自分の能力を生かして働けていると感じています。面接や面談で自分のことをしっかり伝えることが、最終的によい進路に進むために大切だと思います。ありのままを全てさらけ出す必要はありませんが、自分のことを正しくわかってもらうことで自分に合った場所で働ける可能性が高くなると思います。

進路に悩んだときは自分だけで考え込んでしまうのではなく、色々な人に話を聞いてもらいながら選択肢を広げてみるのも良いかもしれません。 それから、忙しくても毎日の食事は大切です。行き詰まっているときほど、美味しいものを食べてよく寝ましょう!

Y.Kさんのある一日

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