私が出会った新しいナリコマのキャリア ~新規営業からインサイドセールスへ 20代若手社員のチャレンジ~(中編)
前編では、社内公募制度を利用し「人事コミュニケーション部広報課クリエイティブ企画室」に異動した太田さんの異動の経緯や想いを紹介しました。 中編では、新天地・クリエイティブ企画室での毎日について書いていただきました。
「プロであれ」という教え
社内公募に通り、2023年10月付で、念願の広報課クリエイティブ企画室に配属になりました。
営業課時代は訪問に次ぐ訪問で、一日中デスクで業務をした経験が少なかったこともあり、果たしてオフィスワークに耐えられるのだろうかという不安がありました。
ですがこちらは全くの杞憂でした。なぜなら仕事に夢中になりすぎて、体感時間が早すぎるから。毎日が「気が付いたら退社時間」です。
このあたりで、クリエイティブ企画室についてご紹介します。メンバーは、私も含め全員で9名。もちろん先述の山岡タケルさんもいらっしゃいます。
半期ごとにプロジェクト計画書を提出し、その計画に沿って仕事を進めていきます。
メンバー一人ひとりが1・2個のプロジェクトを持っていますが、私はまだ入ったばかりということで、自分のプロジェクトは持たず、いろいろな方のプロジェクトに参加して勉強しています。
新鮮だったのは、一つの部署に在籍していつつも、メンバー一人ひとりがその道のプロだったこと。WEBデザイナー、映像クリエイター、ライター、WEB解析士、タレント、SNSの「中の人」…など。皆さんかつて業界の第一線で活躍されていて、現在は縁あってナリコマ新大阪本社に集結している、まさにプロ集団でした。
「私営業だから、いろんな法人のいろんな人たちとお話したことあるもん!」と思っていましたが、全くの慢心でした。この世の中には、私が知らなかった視点で、思いもつかないようなものを生み出す人たちがいるんだと、また一つ世界が広がったような気持ちでした。
そんなところに「インサイドセールスやりたいです!」と飛び込んでしまった私なので、最初は緊張…というより、不安で仕方がなかったです。そもそも何のプロフェッショナルでもない私が、ここで役に立てることなどあるのだろうか…と。
今思い返せばこういった考え自体も、プロに対する誤解だったように思います。
クリエイティブ企画室の皆さんは、九州からはるばるやってきた何も知らない私を、様々な会議に連れて行ってくださり、たくさんの仕事を任せてくださいました。そしてそれと同じくらい、私の視点で見た私の考えをいつも尋ねてきてくださいました。
今までにない感性で新たなアイデアを生み出すために、決して慢心せず、どんなことも謙虚に耳を傾け、そして貪欲に取り入れること。そうして得た知識や技術は、尋ねてきた後進に惜しみなく伝えること。これこそ、プロがいつまでもプロフェッショナルであるための姿勢なのかもしれません。
そんな最高にカッコいい姿を、配属当初から目の当たりにすることができました。だからこそ、私もプロでありたいと思っています。
異動して、チームのメンバーに熱い想いをぶつける
オンリーワンだから できることがある
以前とある部長さんから「今バックオフィスには、ナリコマの新規営業を経験した人がいない」と教えていただいたことがあります。
意図したことではもちろんありませんが、経歴という点で私は現在、社内でオンリーワンの存在です。
このことを思えば思うほど、私が入社して今日までお世話になった方々全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
私は会社から「経験」という財産をたくさん頂いたからこそ、今日があると思っています。
この財産には、現在も本当に助けられています。
営業課時代にテレアポをし、プレゼン資料を作り、数えきれないほどお客様に提案しました。実際にお客様の厨房で研修させていただき、無我夢中でうず高く積まれた食器に介護食を盛り付け続けたこともあります。
目の前のことに無我夢中で、あっという間に過ぎた日々でした。
でも不思議なのは、現在企画を考えているときにふと思い出されるのは、そういった日々で出会った方々の教えだったりします。
この「経験」を、今度はナリコマのために、そしてナリコマのお客様のために活かしたいと考えています。
そして「経験」を高く高く積んでいくキャリアプランが、ナリコマでもっと価値あるものとしてスタンダードになってほしいとも思っています。
ふと周囲を見たら、大勢のオンリーワンたちが華々しく大活躍している…。そんな自由で風通しの良い未来って、とても素敵だと思いませんか?