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「神戸セントラルキッチン」稼働開始のお知らせ

株式会社ナリコマエンタープライズ(本社:大阪府大阪市、代表取締役:竹内 美夫、以下 当社)は、2022年1月31日兵庫県神戸市に神戸セントラルキッチンを竣工。
試験期間を経て、同年3月14日より製造を開始いたしました。

神戸セントラルキッチンの稼働により、全セントラルキッチンの生産体制を再編し、多様化するニーズにお応えするため、「個別対応」の実現に向けて体制を整えてまいります。

■動画「ナリコマが目指す給食DX 神戸セントラルキッチン稼働開始」(8分1秒)

近年、お客さまから発注いただく商品のうち、介護食の比率が増加しています。
神戸セントラルキッチンは最先端のオートメーション技術やICTを積極的に導入し、既存セントラルキッチンの2倍の生産体制を実現。
介護食の安定的なご提供環境を整えました。

*安全安心・高栄養のお食事を
当社が大切にしている「素材の風味を活かした五感で楽しむ食事」となるよう、調理工程は手作り感を残しつつも、自動化できる部分は先端技術を活用。
これまで以上に安全安心で、衛生的なお食事の安定的な提供を実現します。
「お食事を通じてご高齢者の皆さまに生きる喜びを」という当社の企業理念の体現に向けてさらに前進してまいります。

*ローコストでの提供に向けて
介護食製造は普通食と比較すると複雑な工程が必要です。
神戸セントラルキッチンでは製造工程にオートメーション技術を取り入れ効率化を図ったことで、介護食も普通食と同一価格での提供を可能としています。

*医療福祉に携わるエッセンシャルワーカーの皆さまの業務負荷軽減へ
本セントラルキッチンで製造する介護食は調理済み食材のため、食事提供にかかる業務の負荷軽減に寄与します。
厨房業務の負荷軽減により、医療福祉に関わる皆さまが本来の業務に専念できるようサポートしていきます。

■ 今後の展開
進む少子化による人材難の中でも、顧客の多様なニーズに寄り添った安定生産・供給ができる体制への変革を進めます。
これまで既存のセントラルキッチンで担っていた介護食の製造を神戸セントラルキッチンへ移管することにより生まれる余剰を、喫食者の個別ニーズに寄り添った細やかなサービスの拡充へと活かしてまいります。
稼働当初はソフト食の製造から開始、段階を経て全介護食の製造機能を既存工場から移管し、生産体制の最適化を図ります。
また、本工場においては、ソーラー発電、コージェネレーションシステムの導入など、環境に配慮した設備強化も行っていく予定です。

神戸セントラルキッチン特設ページを公開しております。
こちらもぜひご覧くださいませ。

神戸セントラルキッチン特設ページはこちら

<神戸セントラルキッチン>
所在地 :兵庫県神戸市西区高塚台6丁目2-2
竣工日 :2022年1月31日(月)
稼働開始:2022年3月
投資額 :約100億円
生産量 :24万食(1日最大)
従業員数:約200名(予定)
建屋概要:延床面積23,000m2、鉄骨構造5階建て

<ナリコマグループ>
ナリコマグループ(ナリコマホールディングス、ナリコマエンタープライズ、ナリコマフード)は「超高齢社会の課題解決に取り組む企業」として、全国の福祉施設・病院さま向けの給食サービス事業を展開。
食事を召し上がる方の満足に加え、福祉医療に従事される方の負担を軽減できるよう、厨房業務の負荷軽減、収支改善につながる様々なサービスを提供しています。

本社  :大阪府大阪市淀川区西宮原1-4-2 ナリコマHD新大阪ビル
代表  :竹内 美夫
従業員数:3,782名(グループ計)※
売上高 :334億円(グループ連結)※
URL   :https://narikoma-group.co.jp
※2021年5月末時点

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