セントラルキッチン

人材不足解消の「カギ」となり、サービスの
「柱」となるセントラルキッチン

利用者満足度の高いお食事を、人手に頼らず、誰でも簡単に提供できるナリコマのフードソリューション。この「柱」となるのが「セントラルキッチン」です。全国5ヶ所のセントラルキッチンでは、毎日37万食以上のクックチル食品を徹底した衛生管理のもと製造。
ICTと最新技術を活用し、「多品種大量生産」を高品質・高効率で実現しています。

製造から配膳までの流れ

ナリコマセントラルキッチン

福祉施設・病院さま厨房(サテライトキッチン)

セントラルキッチンの特長

ICT・最新技術の活用で品質とサービスの向上を実現

ナリコマの柱であるセントラルキッチン。最大の特長は「データと最新技術の活用」です。発注からお食事のお届けまで、全工程でデータを連携・共有しています。これらのデータを活用することにより、安心・安全でおいしいお食事を、効率的に製造することができます。
また、最新技術も積極的に取り入れており、神戸工場ではICTと最新技術を駆使して、さらなる少人化を実現します。この先、人材不足はさらに深刻化し、その一方で高齢者食の需要は増えていくことが予想されます。最新の技術を取り入れながら、未来を見据えた対策に取り組んでいます。

  • 安心・安全
    加熱・冷却時の温度をデータで管理
    食中毒防止などお食事の「安心・安全」のために、温度管理は重要事項です。加熱・冷却のそれぞれの段階において、ナリコマでは、温度を記録・管理しています。これらのデータを活用し、「安心・安全」を担保しながら、さらにおいしく調理する方法を探求し続けています。
  • 食品ロス削減
    発注データを製造工程で活用
    福祉施設・病院さまごとの発注データを製造工程で活用することで、必要な食事を、過不足なくお届けできます。サテライトキッチンでの必要量の計量や、余分を取り除くといった作業は不要になり、かつ不要な食材が届かないので、食品ロスの削減につながります。
  • サービス向上
    コストを抑え、良質なサービスへ還元
    データと最新技術の活用は、生産効率向上によるコスト削減の側面もあります。ナリコマではコスト削減分を、よりよい食材の導入や新たなサービスの検討、オリジナルシステムの改良などに還元し、福祉施設・病院さま、そして利用者・入居者さまへのサービス向上を目指しています。

美味しさを追求した様々な調理法

おいしいお食事をお届けするために、セントラルキッチンでの調理法にもこだわっています。カスタマイズした調理機器を取り揃えている調理フロアでは、それらの組み合わせを試行錯誤しながら、一番おいしく調理できる方法を日々追求しています。
「美味しさ」は味だけではありません。見た目の美しさ、香りが感じられる、料理に適した食感、栄養が取れる、といった要素が関連します。それらを全て考慮しながら、よりよい調理法への改善を繰り返していきます。

  • 飽和蒸気調理機
    槽内を60〜120℃の飽和蒸気環境にして加熱するシステム。熱伝導率が非常に高く、急速にムラなく加熱できます。骨が細かいサンマなどの魚は骨まで食べられるようになります。さんまの有馬煮などの煮物に最適です。
  • 過熱水蒸気オーブン
    火を使用せず機内に最大450℃の過熱水蒸気を発生させ、その水蒸気で食品を焼く機械です。うまみの流出量が抑えられるので、ジューシーな仕上がりになります。焼魚やハンバーグ、鶏肉などの焼き物に用いられています。
  • 製パン機
    こねたパン生地をセットすれば、自動で指定のグラム数で切り分け、その生地を丸めます。手作業と同じ品質の生地玉を、効率よく量産することができます。

衛生管理について

工場内や調理・仕分などを行う非汚染区域に異物やウイルスを持ち込まないため、HACCPの理念に基づいたルールを多数設けています。

  • アイコン_毛髪混入対策毛髪混入対策
    フルフェイスのキャッピーと衛生帽の2重着帽。まゆげ専用テープで抜け落ちそうなまゆげを除去。
  • アイコン_異物混入対策異物混入対策
    非汚染区域では、入場前と入場後は1時間に1度ローラー掛け。
  • アイコン_手洗い手洗い
    1セット2回。1回目はブラシを使用して30秒、2回目はブラシなしで30秒。
  • アイコン_教育・講習教育・講習
    毎月1回、全従業員を対象にタブレット端末を活用した教育を実践。
  • アイコン_検温検温
    個人衛生管理点検表のチェック項目に従い記入。
  • アイコン_検便検便
    毎月1回実施。

介護食を安定的にご提供する環境を

2022年3月14日より、神戸セントラルキッチン(兵庫県神戸市)は稼働を開始しました。
神戸セントラルキッチンの稼働により、全セントラルキッチンの生産体制を再編し、多様化するニーズにお応えするため、「個別対応」の実現に向けて体制を整えてまいります。

2022年3月6拠点目となる神戸セントラルキッチンが稼働。

一日37万食以上のお食事をお届けしています。

2020年7月1日、九州セントラルキッチン(北九州市)が本稼働しました!
今後も、急速な需要拡大に対応していきます。

2020年7月5拠点目となる九州セントラルキッチンが稼働。
ナリコマグループの各セントラルキッチンでは、工場見学を実施しています。
ご希望の福祉施設・病院さまは、お気軽にお問い合わせください。
※コロナ対応のため中止中。
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