女性の本音「管理職になりたい?」編

‐WWOO!ヒアリングから聞かれた声‐
こんにちは、ダイバーシティ推進室の櫻井です。
今回は、WWOO!(ウー)プロジェクトのヒアリングから聞こえてきた声。
女性の本音「管理職になりたい?」編です。
ヒアリング行脚
ダイバーシティ推進室では、WWOO!プロジェクトを立ち上げ、
現場の声(ここではいったん女性従業員に限定)を拾うためヒアリングで全国行脚しました。
そんな中で聞こえてきた声、本当にたくさんありました。
働き方、管理職のあり方、見え方、待遇や評価、これからのキャリアについて等々…
想定内もあれば想定外も。
個人的に意外だな、想定外だなと感じたのは、地域性もあるなということ。
同じ会社であれば、その文化などは同じくあるので地域性で異なることはあまりないかと思っていましたが、
地域文化の違いも影響しているところはありそうだなと感じました。
そんな中で今回は、「管理職になりたい?」にふれてみたいと思います。
一般的にも言われていますし、他社さまとお話していても出てくるこの課題。
女性活躍推進をするにあたり、やはりこの点に関しては避けて通れないものだと感じています。
女性が管理職をやりたくない問題。本当に?
まず始めに。
女性が管理職をやりたがらない問題。として一般的に言われることがあります。
そのため、企業側としては女性管理職を増やしたいと思っているがそれができない。ということ。
はたして本当にそうなのか???
そんな声も聞きたくて行ったヒアリングでした。
「想像できない」
「大変そう」
「何してるか分からない」
「自分にはできない、向いていないと思う」
「責任が重くなるからできない」
様々な声が聞かれました。
そして多くあったのは、働き方についての言及。
つまりは、プライベートを大切にしたいから仕事でプライベートを犠牲にしたくない。といった声でした。
こうしてみると、管理職をやりたくない問題はある意味本当そう。
ただし、働き方や環境、そしてそもそもの管理職に抱いている勝手なイメージが大きく影響しているともいえるのではないでしょうか。
管理職の本当のところ。
では、管理職って本当のところどうなの?というと。
実際、女性課長にあがっている声について聞いてみました。
「プライベート大切にしたらいいよ!できますよ!」
「時間の裁量があるから働きやすい。」
「いろいろな方と関われるのが楽しいし、やりがいもある。」
「やったことがないんだから不安に感じることもあるだろうし、
それはある意味当たり前。まずやってみたらいいと思います。意外とできるもの。」
という、なんとも心強い声の数々。
まず、ここにギャップがあるのです。
リーダー研修で出てきた声の中にも、
「管理職はこうでないといけない」というものがありました。
管理職像への思い込みがあるということです。
これも経験則からくるバイアスかもしれません。
ただ、今の管理職がそのように見えている。というのもまた事実。
管理職としては、どのように見られているか。も意識していかないといけません。