見立病院
精神科病床今回インタビューを行ったのは、福岡県田川市の精神科医療を支えておられる見立病院様です。年々厳しくなる人員不足を契機に、自前調理(原材料調理)からナリコマの完全調理済み食品への切り替えをご決断いただきました。
長年自前調理をされてきた栄養科様の、高いプロ意識と技術力により、準備期間わずか2カ月という短期間で移行を実現されています。
お話しいただいたのは事務係長の水城様、調理主任の平塚様、管理栄養士の吉積様です。それぞれのお立場からみたご導入までの経緯や効果について、詳しくお聞かせいただきました。
導入の背景
水城様:
10年ほど前には全面委託の選択肢もありましたが、理事長が「患者さんにとって食事は一番の楽しみ」との考えを持っていたことから、自前調理を継続してきました。栄養科の人員不足は慢性化しており、ナリコマさん導入の1年ほど前からは危機的な状況でした。採用活動を行ってもなかなか人員が集まらず、少ない人員でも対応できる食事の提供方法を探すことになりました。
ニュークックチルは3社ほど比較検討して、「メリットの割に初期コストが高い」という結論になりました。作業の移行はできますが、作業量はあまり減らないという印象です。あとからでも導入できることを考えると、その時点での投資は損失が大きいため採用を見送りました。完全調理済み食品のみの導入であればコスト上の損失がないと考え、複数の業者さんとお話させていただいた上で、ナリコマさんに決定したという流れです。
選んだ理由
平塚様:
作る側の人間としては、自前調理にこだわりたい気持ちもありました。しかし、人員不足という状況でしたので、ナリコマさんは麺類をはじめメニューが多彩で、患者さんに飽きずに食事を楽しんでいただける点が大きな強みだと感じました。
吉積様:
管理栄養士の視点でいうと、一番の決め手は、最初からきざみ食とミキサー食に相当する食形態があったことです。ほかの業者さんは常食しかないところも多く、結局、二次加工の作業が入ってしまいます。常食と嚥下食を半々くらいで提供していることもあり、決め手として大きかったと思います。
導入後の効果
水城様:
正直導入後の運用コストについては、以前より増えた部分もあります。ただ、常食に手を加えることなく、嚥下食が提供できるメリットは何にも代え難いです。患者さんの満足度が低いという声もありませんし、ナリコマさんにしてよかったと思います。
平塚様:
調理の現場としては、下処理の作業がゼロになったことは大きいと思います。もともと3名ほどで行っていて、それでもきついイメージがあったので、心理的なところも楽になりました。以前はポジションごとに仕事をしっかりと覚える必要がありましたが、今は「誰でもできる」ということが強みになっています。派遣でいらした方も、すぐ作業に入ることができています。
また、ミキサー食などは調理する人によって仕上がりが違っていたので、食事介助がしにくいケースもありましたが、導入後はそうした課題も解消されました。
吉積様:
管理栄養士の発注や検品の負担は、ぐんと減りました。以前は3〜4社の業者さんに肉や魚、冷凍食品などを発注していました。今はナリコマさんだけでまとまっているので、発注や納品にかかる時間がかなり削減されています。
ミキサー食は物性が安定しており、粒も残らないため、安心して提供することができます。それから、ソフト食はすごくおいしいです。形が整えられていて、スプーンに乗せやすい点も魅力です。患者さんにとって食べやすくなったのはもちろんのこと、介助の際にも一口サイズでスムーズに提供できるようになりました。
ほかの病院で働く栄養士さんや看護師さんなども、ナリコマさんに興味をもっておられます。特に、お刺身があるという点は、やはり評価が高いです。
嚥下食が最初から準備されていること、食材の下処理をしなくていいことは、大きな魅力です。人員確保が厳しい時代だからこそ、誰もが従事しやすい運営へと移行できた意義は非常に大きいです。ニュークックチルや完全調理済み食品の導入でお悩みなら、まずは一度、ナリコマさんにご相談してみてはいかがでしょうか。
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人材不足のため委託を検討しておりましたが、長年勤務してくださった職員に辞めていくことはしたくないためクックチルへの切り替えを選択。アドバイザーのサポートによりスムーズに導入することができました。