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「応用よりまず基礎」──営業で成果を出し続ける上田支店長の仕事観

「営業はチームで成果をつくる仕事」──そう語るのは、ナリコマ中四国支店 支店長の上田さん。

広島・愛媛・岡山・山口と多様なエリアで経験を積み、仲間と共にチームを立て直しながら成果を重ねてきました。その歩みの先に、2025年の支店長就任があります。信念のもとに歩んできたキャリアのリアルと、仕事に対する想いを伺いました。

 

◆インタビューに答えてくれた社員

上田 裕也:営業統括本部 中四国支店 支店長(新規営業担当) /2013年中途入社
メーカーで約9年間、ルート営業に従事。2013年にナリコマへ入社し、広島・愛媛・岡山・山口と多様なエリアを担当。現場を立て直し、成果を積み重ね、2025年に中四国支店 支店長に就任。マネジメントの軸は「チームで成果をつくること」と「上下にこだわらないフラットな関係性」。

 

仲間と挑戦を重ねて成長。支店長に至るまでのキャリア

——ナリコマに入社される前のキャリアについて教えてください。

前職は愛知県のポンプメーカーで、約9年間ルート営業を担当していました。広島に配属され、毎朝5時に家を出て片道1〜2時間のエリアへ行き、夕方に商談が終わっても日報や雑務があり、帰宅は深夜0時頃。暗いうちに出て暗いうちに帰る、そんな毎日でした。

——その環境から転職を考えるようになったきっかけは?

会社の方針で広島拠点を縮小し、本社のある名古屋に戻る話が出たんです。でも当時、家を購入したばかりで、息子もまだ1歳。せっかくの生活基盤を離れるのは難しいと考え、「もう会社を辞めよう」と決意しました。営業しかできないと思っていましたし、業界へのこだわりもなかったので、いいタイミングで登録してたサイト経由でナリコマからメールが届き、面接を受けました。青木さん(営業統括本部 副本部長)らとの面接で最初に内定をいただき、面接での出会いをきっかけに入社を決意しました。

——ナリコマ入社後はどのようなキャリアを歩まれてきたのでしょうか?

2013年に入社し、最初の3年間は広島の西エリアを担当しました。当時は慣れない環境で苦労も多かったですが、尊敬する青木さんのサポートもあり、次第に成果を出せるようになり、2016年に広島の東エリアを任されました。その頃から上長が変わり野村さん(営業統括本部 副本部長)と二人三脚で、仕事への取組み姿勢や考え方など、多くを学びました。その後2017年からは四国エリアも担当するようになり、広島と愛媛を兼務する形に。結果を出せたことで「広島に残るか、愛媛に専念するか」の選択を迫られました。家族のことを考えると広島でしたが、愛媛の仕事に魅力を感じていたこと、そして上長の期待に応えたいという気持ちもあり、最終的に愛媛行きを選びました。

——愛媛での経験がキャリアに大きな影響を与えたのですね。

はい。愛媛で過ごした5年間はとても濃い時間でした。2017年に主任、2019年に係長、2020年に担当課長、2021年に課長と段階的に昇進できたのも、現場での成果と仲間との協力があったからだと思います。その後、岡山や香川、山口のエリアを任され、2023年には山口での実績が評価されました。そして2025年に中四国支店 支店長に就任し、現在に至ります。

 

「楽しく、前向きに成果をつくる」そのために大切にしていること

——山口でのチーム改革が印象的だったと伺いました。

山口では、CS(顧客サポート)に強みがありながらも、営業の数字が伸び悩んでいた時期がありました。そこで私が意識したのは、まず「案件数を増やして担当営業に自信をつけてもらうこと」そして「CSとの信頼関係をさらに強めること」でした。

案件が増えることで営業の信頼も高まり、それを支える中でメンバー一人ひとりに自信が芽生え、チーム全体の動きも格段に良くなっていきました。最初は試行錯誤の連続でしたが、仕事の楽しさ・やりがい・自信やスキルが増えたことで今では凄く良い関係性が出来ていると思います。その結果、営業成績が大きく伸びトップセールスをとるメンバーも出てきて、チーム全体としても全国トップの成績を残すことができました。本当に嬉しかったですし、私にとっても「ナリコマ人生で最高のチーム」だと胸を張って言える経験になりました。

——支店長としてのスタンスについてもお聞かせください。

私は「仕事は一生ものだから、できるだけ楽しくしたい」と思っています。結局、自分がやりやすい状態をつくることが、最終的には会社やチームのためになる。だからこそ、上下関係にこだわらずフラットな関係を意識しています。理想は“ワイワイできる雰囲気”。あだ名で呼び合えるくらいの距離感がちょうどいいんです。多分、私が一番子供っぽいかもしれません(笑)。

——仕事を楽しむために、具体的にどんなことを大切にされていますか?

共有をしっかり行うことですね。これは絶対。あとはみんなが悩んでいたら、できるかぎり聞くし、相談に乗ります。プレイヤーだった時は、どうすれば案件が取れるかだけを考えていましたが、相手に寄り添わないと物事は解決できないので、このあたりのチームワークはすごく大切にしています。

営業で大切にしている4つの姿勢と基礎力

——営業をする上で、大切にしている考え方は何でしょうか?

新人にも必ず伝えるのが、「初心を忘れないこと」「謙虚であること「諦めないこと」「目標を持つこと」の4つです。これが基本だと考えています。

——スキル面ではどのようなことを意識されていますか。

一番大切なのは基礎と基本を徹底することです。足し算引き算ができないのに応用をしても成果は出ません。まずはナリコマのルールや営業マニュアルをすべて理解し、土台を固めること。それができていれば、イレギュラーな案件にも対応できます。また、案件を取るときに心がけているのは「相手に印象を残すこと」と「寄り添うこと」です。特に後者は難しいですが、徹底したヒアリングを通じて相手の本音を引き出せれば、自然と結果につながります。

 

「食で貢献したい」その気持ちがあれば大歓迎

——どのような方と一緒に働きたいですか?

営業はユニークさが必要だと思います。明るくて笑顔で、少し発想が変わっているくらいがちょうどいい。ただし、土台がしっかりしていて、その上で個性を出せる人であることが大前提です。

——ナリコマでの仕事に向いている人は、どんな思いを持った方でしょうか。

高齢者施設や病院など、“食”を通じて誰かの役に立ちたい」という気持ちを持っている方には、とても向いている環境だと思います。営業はもちろん大変な部分もありますが、やりがいを持って続けられる仕事だと思います。

求職者の皆さんへのメッセージ

——最後に、これからナリコマを目指す方へメッセージをお願いします。

人が本当にあたたかい会社です。特に中四国支店は「一緒に楽しもう」「一緒に成長しよう」と言える環境があります。困ったことがあれば何でも相談してほしいし、力になります。私自身もこれまで、青木さんなどの尊敬する先輩に支えられてきました。次は私が、皆さんにとってそんな存在になりたい。これから一緒に働く仲間にも、遠慮せず頼ってきてほしいと思っています。

 

編集後記(中四国エリア採用担当より)

上田さんのお話を伺って一番強く感じたのは、成果を出すことで着実にキャリアアップできる環境がナリコマにはあるということです。広島から愛媛、岡山、山口と多様なエリアを経験し、その都度チームを立て直しながら支店長へと成長してきた歩みは、まさにそれを体現しています。また、上田さんご自身が「上下関係にこだわらず、フラットに接する」スタンスを大切にされているので、上司に相談しやすい雰囲気もあります。努力をきちんと見てくれる上司のもとで挑戦できることは、キャリアを考えるうえで大きな安心材料になると思います。「成長したい」「キャリアを広げたい」と思っている方にとって、中四国支店はまさに前向きに挑戦できる場所です!

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(他エリア含む営業統括本部のインタビュー記事はこちら

 

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