全然“事務”じゃない。――神戸工場総務・柳内さんが語る総務の仕事

神戸工場総務の柳内さんは、新卒で入社した会社で6年間営業職として活躍した後、就業環境の改善を求め、ナリコマに転職しました。新工場立ち上げメンバーとして神戸工場に参画した柳内さんは、デスクワークを想像していた総務の仕事が、実は「全然事務をしていない」ことに驚きつつも、その多様な業務と現場との連携にやりがいを見出しています。
工場総務という「イメージがつきづらい」仕事のリアルな内容、そして新工場ならではの挑戦の文化について、柳内さんに聞いてきました!
◆インタビューに答えてくれた社員
柳内 優介:製造本部 神戸工場 総務課 /2021年中途入社
兵庫県出身。大学卒業後は6年間、営業職として勤務。
働き方の見直しと家族との時間を取り戻すため転職を決意し、神戸工場の立ち上げタイミングでナリコマに入社。
困りごとを拾いに行くスタイルと、誰とでも話せる柔らかい雰囲気が持ち味。
転職のきっかけ――“家族の時間”を取り戻したかった
――前職は営業職だったと伺いました。転職理由はどこにあったのでしょう?
営業自体は楽しかったんです。でも…就業環境が厳しかったですね。朝早くて夜遅く、休日出勤もありました。お休みの日にも電話が鳴るので、家族との時間がどんどん削られていって。「このままはきついな」と思って転職を決めました。
――そんな中で、なぜナリコマに?
本当に偶然見つけたんですよ(笑)。「食」の仕事に興味があって、営業以外で探していたときにナリコマの求人がパッと出てきて。「あ、通った。じゃあ行こう」って感じでした。兵庫出身なので、神戸工場の立ち上げに関われるのも魅力でしたね。
入社して知った総務のリアル――“事務職やと思ってたのに全然ちがう”
――入社前、総務の仕事はどんなイメージでした?
正直、“事務事務してる”と思ってました。 ワークライフバランス的にちょうどいいかなって。でも実際は…「あれ?全然事務してない」って(笑)。むしろ日々違う仕事が舞い込んでくる感じは営業時代と似ていて、思った以上に自分に合ってました。
――実際の業務範囲は広いと聞きます。
本当に幅広いんですよね。入退社の処理や新規入社者の受け入れ、採用関係、派遣社員の対応といったルーティン業務もあります。一方で、ゴミ業者とのやり取り、健康診断や消防関係の対応、階層別研修の実施など、定期・非定期の業務が混在しています。デスクワークと工場内で動く割合は平均して半々ですが、本当に日によります。人手不足の時は喫煙所の掃除なんかもしてますね。
――現場に入る機会も多い?
結構ありますよ。定期的に決まっているのは、安全衛生の現場巡視です。危ないところがないか、などをチェックして回っています。
イレギュラーな対応としては、例えば4階にあるゴミ処理機に、状況をみて現場の人が投入できない時には、代わりに私が行ったりします。あってはならないことですが、怪我やトラブルがあればすぐに対応しますし、稀に機械が完全に止まった時には、従業員全員で仕分け作業の応援に入ったこともあります。
総務の仕事は、部署内で完結することはほぼないですね。採用や就業環境整備など、我々がやることはすべて現場に直結しています。現場の人と関わるほど、今後の仕事がやりやすくなるので、積極的にコミュニケーションを取るようにしています。
“話しかけやすさ”の理由――遮らず、一度ぜんぶ受け止める
―― 周りの方からどんなタイプと言われますか?
なんか…「いい人オーラ出てる」って言われますね(笑)。近寄りやすいと言われることは多いです。あえて、目の前の仕事に没頭してるオーラを出さないようには意識しています。
――仕事で気をつけていることは?
傾聴ですね。とにかく遮らない。まず全部聞く。相手の立場に立って受け止めてから話すようにしています。
――それは総務に向いている素質かもしれませんね。
そうかもしれません。総務って、困ってる人の“駆け込み寺”みたいな部分もあるので。話しづらい雰囲気を出すと誰も来ないですしね。
“1から考えた提案が通る”――立ち上げ工場ならではの醍醐味
――やりがいを感じたエピソードを聞かせてください
1から考えて提案した内容が採用され、実際取り入れてもらった時ですね。
以前、資源ゴミの回収がうまくいかず、業者から苦言を呈されていた時期がありました。そこで、業者自体を変更しようと動きました。元々はこっちがお金を払ってゴミを引き取ってもらっていたのですが、新しい業者に変わったことで、逆にお金をもらって買い取りしてもらう側になることができたんです。自分が探して動いた内容が、実際に採用されて取り入れてもらえたのは、すごくやりがいがありましたね。
――新工場の立ち上げは大変でしたか?
大変でしたけど、めちゃくちゃ楽しかったです。パーテーション、机、椅子、レイアウト…全部ゼロから考えましたし、動く金額も何千万〜何億円。責任も大きいですけど、その分「会社のためにできたな」と思えたタイミングも多かったですね。
もう一つ、新工場の魅力は全て1から関われる点です。採用から関われるので、全従業員と会った上で仕事を開始でき、顔と名前が一致できます。中途入社なのに中途入社じゃないみたいな感覚で働けているんです。
あと、役職者も含めて「さん付け」で呼ぶ文化も上との距離の近さを感じさせます。松尾工場長も「松尾さん」と普通に呼んでいます。フランクに話しかけやすい環境なので、自分が思いついたことを上にも伝えやすいですね。
総務としての展望と求める人物像
――今後の総務部門の展望や、柳内さんが挑戦したいことはありますか?
神戸工場にはまだ未完成のフロア(3階と5階)があるので、「第2期新工場立ち上げ」の業務に積極的に関わっていきたいです。そして、最大の課題は人材なので、総務ならではの視点で、新しい採用手法を考え、実行していきたいと思っています。
――最後に、工場総務の仕事にマッチするのは、どのような方でしょうか?
まず、人とコミュニケーションが取れる、取るのが好きな人です。コミュニケーションが苦手で、人と関わらない仕事をイメージしている方には合わないと思います。
我々の仕事は、自分の仕事だけでなく、横から降ってくる依頼など、誰かの役に立つことにやりがいを感じられる人でないと難しいです。会社のため、工場のため、従業員のため、パートさんのために働ける人ですね。特に歓迎するのは、おせっかいな人です。おせっかいな人の方が、アンテナを張れるので、細かいことに気づける人が理想的です。
また、中途入社者と面談していると、事務職、現場職を問わず「前職の環境から比べると、本当にはるかに良くなった」と言う人が大半です。残業も少ないですし、新しいことにチャレンジしたい、ワークライフバランスを見直したいという人にとっては、本当に良い環境だと思いますね!
編集後記(エリア採用担当者コメント)
柳内さんと話していて、何度も感じたのは「この人は“誰かのために動く”ことを心から楽しめる人なんだな」ということでした。
総務って、表に出る華やかな仕事ではなくて、どちらかというと“地味で泥臭い”…そんなイメージを持たれがちです。でも実際には、現場の空気を読み、困っている人をキャッチし、全部をつなぐ“ハブ”のような存在が必要なんですよね。
もしこの記事を読んで「自分もつい動いてしまう」「おせっかいってよく言われる」と感じた方がいれば、神戸工場の総務はきっとフィットするはず。
“誰かの役に立てる仕事がしたい”そんな方に、ぜひ一度この仕事を検討してほしいなと思いました。






