女性の本音「なぜ女性だけ?」編

こんにちは、ダイバーシティ推進室の櫻井です。
今回は、WWOO!(ウー)プロジェクトで行っている女性リーダー研修から
聞かれる声について書いてみたいと思います。
第一弾は「なぜ女性だけ?」
研修で聞こえてきた声
女性リーダー研修を行うことで、様々な意見をいただきます。
「なぜ女性だけ?」
「研修で男女の線引きをするのはなぜ?」
「女性の能力が劣っていると言われているよう」
…等々。
女性を限定にした研修の違和感
例えば、「女性活躍」という言葉にしてもそう。
違和感を感じている女性は少なくないと思います。
女性に限らず男性も違和感を感じている人はいるでしょう。
DEIを推進している私自身もこの言葉に違和感を感じます。
ただ「女性活躍」という言葉はいったんおいておいて、ジェンダーの問題があるということは事実です。
放っておいて是正されるものではないですし、まずはこの女性活躍推進が一丁目一番地として取り組まないといけない課題なのです。
研修での変化と次のステップへ
そこで実施しているのが女性リーダー研修ですが、例えば、
・女性に多くみられる意識(例えばインポスターシンドローム)について考えてみたり、
・女性が管理職になりたがらない理由や実際管理職になってみて、次世代リーダーに向けて何を伝えることができるかを女性課長にディスカッションしてもらったり、
・理想のリーダー像について考えてみたり、
と、正直女性に多くみられるものもあり、そのエッセンスを研修に組み込んでいます。
こうしたディスカッションを通して、自身のアンコンシャスバイアス(無意識の思い込み)に気付いたり、
捉え方や考え方という面において、参加者の意識改革にもつながってきています。
実際、研修に参加した方の中には、
周囲が変わらない。ということより自分自身が変わってみる。という変化がみられる方もいらっしゃいます。
とても素敵な形で、当事者意識も強くもち研修に参加されているからこそご自身の気付きになり、変わっていかれているなと感じます。
研修を通してこんな方が増えると嬉しいです。
また女性に限定した研修から限定しない研修へ。
次のステップにつなげていきたいと思っています。
「女性に限定した研修」この違和感を感じなくていい組織にしていく。
まずはここからです。