【産休・育休復帰者インタビュー】仕事と育児を両立するナリコマの働き方とは?

ナリコマには、会社の制度を活用して仕事と育児を両立しているママ・パパ社員が数多くいます。今回、実際に産休・育休を取得し、職場に復帰した社員に、休暇中の体験や復帰に向けた準備、そして復職後の働き方についてインタビューしました。充実したワークライフバランスを実現するための工夫やヒントが詰まった内容です。
-----------------------
<インタビューに答えてくれた社員>
小森 美紀さん
所 属:営業統括本部 南近畿支店 CS二課
入社年:2012年4月
趣 味:こどもと遊ぶのがとにかく楽しいです♪
-----------------------
―産休・育休はいつからどれぐらい取得しましたか?
2018年2月14日が最終出勤日で、4月1日に出産しました。育休は、ちょうど1年間取得し、2019年4月1日の子どもの1歳の誕生日に復帰しました。ただ、実際は少しバタバタしていたこともあり、4月末からの勤務スタートとなりました。
―産休・育休を取得するにあたり、どんな気持ちでしたか?
仕事は次のチーフにしっかり引き継ぎできていたので、その点では安心していました。仕事に対する不安はほとんどなく、むしろ「ちゃんと職場に復帰できるかな?」という復帰後のことが心配でした。あとは、やっぱり無事に子どもが生まれてくれるかという不安も大きかったですね。
―妊娠中の立ち仕事や重いものを持つ作業等について、職場のサポートはどのようなものがあったのでしょうか?
一緒に働いていたパートさんが、重いものを代わりに持ってくれたり、施設の方も配膳時に手伝っていただいたりしました。小規模の施設だったので、1人で勤務することもありましたが、その際は台車を使って運んだり、小分けにして持つなど工夫しながら作業していました。
―育休中、会社や社員の方とコミュニケーションはありましたか?
頻繁にはなかったですね。でも、復帰の何カ月か前からアドバイザーの方から連絡をもらいました。内容としては、「いつから復帰できそう?」といった確認や、保育園が決まった時に連絡をしたりしていました。
また、復帰前に家の近くで面談がありました。その際に、時短勤務になるので「どの時間帯がいいか」といった希望を聞かれました。勤務先も変わったのですが、以前は高槻の施設に勤務していて、今は家から近い吹田になり助かっていますね。
―復帰した時の感想を教えてください
保育園では最初に「ならし保育」があり、1時間だけ預けるような形なので、有給を使わないと対応が難しかったです。幸いにも、有給はたくさん残っていたので、問題なく対応できました。初出勤は4月22日でした。本当はもう少し早く出勤する予定でしたが、ならし保育の関係で有給を使いました。事前に「ならし保育があるので、最初の1~2週間は時短でも働けない」と相談していたのですが、アドバイザーさんからは「大丈夫!他にも同じような人がいるから、気にしないで」と、気軽に言ってもらえました。
―復帰の際に不安だったことは?
5〜6年働いていたので、勤務地が変わっても大きなギャップは感じませんでした。細かいことは、メモを取りながら少しずつ慣れていった感じですね。
―復帰後(現在)のタイムスケジュールは?
基本的に9時から16時までの時短勤務です。16時以降は働いていません。
―急に子どもが風邪を引いた場合はどう対応していますか?
その場合は、まずアドバイザーに連絡します。すると「こちらで調整するよ!」と言ってくれたり、パートさんが代わりに対応してくれたりします。本当に周りの方のサポートがないと、働き続けるのは難しいですね。正直、申し訳ない気持ちになることもあります。なので、お礼としてお菓子を持って行ったりしています。ただ、周りは女性ばかりで、同じような経験をしている方も多いので「大丈夫だよ!」と声をかけてもらえることが多いです。嫌なことを言われたりすることは全くないですね!
―保育園が休みの土日やお盆、お正月の勤務について職場のサポートはあったりしたのでしょうか?
厨房オペレーターの時は、土日祝をお休みにしていただいていました。夫が不規則な勤務になることが多いため、その点を配慮していただいていました。チーフになった現在も、職場の皆さんの協力があり、基本的に土日はお休みにしています。ただ、すべてお休みにするわけではなく、夫に協力してもらって土曜日に出勤することもあります。
―時短制度はいつまで使う予定ですか?
できるだけフルに使いたいですね。自分の親がいつも帰ってきたらいなかったので、ちょっと寂しい思いをした記憶があるんです。だからこそ、使える限りこの制度を活用したいと思っています。
※法律上、時短勤務は「子が3歳になるまで」と定められていますが、ナリコマでは社員が仕事と家庭をより柔軟に両立できるよう、子供が小学5年生の始期を迎えるまで時短勤務を認めています。この制度により、小学校低学年の子育てをしている社員も安心して働ける環境を整えています。ナリコマは、社員一人ひとりが育児とキャリアの両方で充実した生活を送れるよう、サポート体制を強化しています。
―会社の制度で助かった点、良かった点は?
やっぱり時短制度が本当に助かっています。フルタイムだと朝早くて帰りも遅くなってしまうので、今の時間帯で働けるのはとてもありがたいです。
―休暇中の嬉しかったエピソードを教えてください
あっという間に過ぎていきましたね、バタバタしていました(笑)。楽しかったなぁ、という思い出が一番強く残っています。もちろん大変なことや、寝られない夜もありましたが、振り返ってみると、子どもが立ったり、話したり、そばにいて楽しかったですね。
―最後にこれから産休・育休を取得する社員に向けて一言お願いします
最初は不安なことも多いかもしれませんが、しっかりと引き継ぎをしておけば心配することはないと思います。復帰後も周りのサポートがあるので、焦らず自分のペースで職場に戻ってきてください。私も時短勤務を活用して子育てと仕事を両立しています。ナリコマには働きやすい制度が整っているので、安心して休暇を取ってくださいね!