田﨑病院
一般病床(急性期・回復期)療養病床(ケアミックス・慢性期)20年続いた委託会社からの突然の撤退申し出により、わずか1カ月半で直営化するという「給食崩壊」の危機に直面した田﨑病院。絶望的な状況の中、ナリコマの導入を決断されました。病院一丸となった協力体制と手厚いサポートによって乗り越え、奇跡の立て直し事例をご紹介します。
導入の背景
当院は病院開設以来、20年間にわたり完全に給食業務を委託会社へお任せしていました。しかし一昨年の12月27日、委託会社から突然「3月末で契約を解除したい」と申し出があったのです。
年が明けてから慌てて他社数社に声をかけましたが、「最速でも8月や9月からしか対応できない」とすべて断られてしまいました。さらに出向中だった管理栄養士さんも引き上げが決まり、診療報酬への影響も含めて「4月1日から患者さんの食事が出せなくなる」という、絶体絶命の危機に直面しました。
選んだ理由
途方に暮れていた時、前任の栄養士さんからの紹介で出会ったのがナリコマさんでした。2月5日に初めてお会いして、9日にはもう見積もりを出してくれるスピード感。『一緒に乗り切りましょう』と力強く声をかけてくれたナリコマさんに背中を押され、直営化とクックチル導入の覚悟が決まりました。
ただ、直営化の準備期間は実質たったの1カ月半。課題は山積みでした。
まず現場の「人手不足」です。4月当初は厨房スタッフが6名しかおらず、1回90食を回すのは物理的に無理でした。そこでナリコマさんの提案で、看護部や事務部門など全部署から応援を呼ぶ体制を作ったのです。さらにナリコマさんの求人サポートのおかげで徐々にスタッフも集まり、新しい管理栄養士も無事に見つかりました。
ナリコマさんの商品は盛り付けだけで完成する仕組みなので、応援に来てくれた他部署のスタッフでも1回教えればすぐに作業ができました。
また、人手不足の現場を救ってくれたのがナリコマさんの様々な工夫や提案です。
ディスポ容器を活用することで洗浄作業をなくしたり、とろみサーバーを導入し手作業だったとろみ茶の準備を自動化したり、大幅な時短をすることでスタッフが無理なく働ける環境をつくることができました。ナリコマさんの手厚いサポートがあったからこそ、無我夢中で駆け抜けて1カ月半を乗り切ることができました。
導入後の効果
立ち上げから時間を経た今、振り返るとまさに「奇跡」のような立て直しでした。実際にやってみて得られたメリットは想像以上です。
委託時代は毎月約500万円かかっていた運営費が、ナリコマさんの食材費や人件費を合わせても約410万円〜420万円に収まりました。他社で見積もった650万円〜700万円に比べても、大幅なコスト削減になっていますので、実質月300万円ほどのコストメリットが出ています。
患者さまからも「前の給食より美味しくなった」と好評いただいています。
また、これはでは厨房が独立した組織になっていましたが、全職員がお互いを気遣い合える温かい職場環境になりました。
20年お付き合いのあった委託会社でも突然撤退されるリスクがあり、委託側の「安すぎるコスト」は撤退の前兆かもしれません。当院は1カ月半の超短期間でなんとか乗り切りましたが、本来はリスクを見越して6カ月ほどの準備期間を取り、早めに備えておくことを強くおすすめします。病院側に「自力で給食を守る」という覚悟があれば、ナリコマさんは間違いなくそれ以上の力で応えてくれる最高のパートナーです。
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管理栄養士の同時退職による人材不足の危機を、ナリコマの人材採用支援で解決。求人方法に関する具体的な指導で、無事に後任者を採用できました。