給食コストの上昇は業界全体の課題となっています。少しでも給食コストを抑えるために安い給食委託会社に切り替えを検討している方必見!
安い給食委託会社のメリットとデメリットを整理したうえで、どこでコストダウンが行われているのかを解説します。
あわせて、安さを重視した結果、実際に起こったエピソードも紹介し、後悔しない委託先選びのポイントをお伝えします。
目次
安い給食委託会社のメリットとデメリット

給食委託会社を選ぶ際、大きなポイントとなるのはやはり「金額が安いこと」ではないでしょうか。
安い給食委託会社はとても魅力的に感じてしまいますが、値段だけで決めてしまうのは禁物です。委託費の安い給食委託会社への切り替えを行う前に、メリットやデメリットを理解しておくことが重要です。
メリット
- 給食コストの削減ができる
安い給食委託会社を選ぶ最大のメリットは、給食コストを抑えられる点です。
人件費や管理費を抑えることで、月々の委託費を低く設定しているケースも多く、施設運営にかかる固定費の削減につながります。給食コストの見直しを進めたい施設にとって、委託費の安さは大きな魅力といえるでしょう。
デメリット
- 味や品質が落ちる可能性
- 施設の要望に柔軟に対応できない可能性
- 人手不足になる可能性
人件費や原材料費の高騰によって給食にかかるコストも増加しており、給食を提供している施設にとっては厳しい状況が続いています。給食コストの上昇は業界全体の問題となっていますが、金額の安い給食委託会社では、人手不足から品質や対応力が低下してしまう可能性があります。
安い給食委託会社はどこでコストダウンしているのか

安い給食委託会社は、一体どこでコストダウンしているのでしょうか?その答えはズバリ「人件費」です。
- 委託費の内訳と人件費の考え方
- 人件費削減が対応力に影響するケースも
- 人件費削減のために人手不足になっては意味がない
委託費の内訳と人件費の考え方
給食委託業者が施設に提出する書類には「食材費」と「委託費」の2種類の見積書があります。
「食材費」はその名のとおり、給食に使用する食材に関する金額で、委託会社ごとの差が出にくい項目です。もう一つの「委託費」には、人件費や備品消耗品費、管理費などが含まれており、安い給食委託会社とそうでない会社の差が出やすいのは、この委託費部分といえます。
人件費削減が対応力に影響するケースも
委託費を抑える方法の一つに、人件費の削減があります。
人件費を抑えたい場合には常駐の管理栄養士や調理師を減らしたり、他の施設と兼務させる方法もあります。しかし、急な食形態変更や施設からの要望に柔軟に対応することは難しくなってしまいます。
人件費の抑制はコスト削減につながる一方で、管理栄養士や調理師の勤務形態によって対応力の差も生じてくることを理解しておきましょう。
人件費削減のために人手不足になっては意味がない
施設の利用者人数に対して厨房スタッフの人数が足りていない場合には注意が必要です。人手不足は一人あたりの業務負担を増やし、作業効率の低下を招きます。給食にとって肝心な、味や品質に影響が出て来る可能性もあります。
また、人手不足は過労働にもつながるため、労働環境を悪化させる原因となりかねません。
安い給食委託会社に「介護食」をまかせることができるか
- 工程の多い介護食は対応に時間がかかる
- 対応力が求められる介護食だからこそ委託先選びが重要
- ナリコマの「直営支援型厨房運営」ならコスト削減も人手不足も解消可能
工程の多い介護食は対応に時間がかかる
安い給食委託会社では、介護食への柔軟な対応が難しい場合があります。
介護施設では、誤嚥を防ぐためにも利用者それぞれの嚥下力・咀嚼力に合わせた介護食の提供が必要です。年齢とともに弱まってしまった機能を補う介護食には、普通食を細かくきざんだ「きざみ食」、歯茎を使って潰すことのできる「ソフト食」、食事をミキサーにかけてペースト状にした「ミキサー食」、ペースト状のものをゼラチンなどでやわらかく固めた「ゼリー食」などがあります。食べやすく加工が必要な介護食は、普通食に比べるとどうしても手間がかかってしまうのです。
対応力が求められる介護食だからこそ委託先選びが重要
安い給食委託会社は人件費でコストダウンしているケースが多く、調理スタッフが少ないと、工程の多い介護食の調理に時間がかかってしまうこともあります。また、食事形態や量などに対する要望に柔軟に対応することが難しいことを考えると、安い給食委託会社に介護食を任せるのはリスクがあります。
身体機能と合わない食事形態での提供はうまく食べられなかったり、誤嚥のリスクが上がってしまうため、適切な食形態になるべく早く移行させてあげることが重要です。患者/利用者一人ひとりの健康と命を守るためにも、価格だけでなく、十分な人員体制と対応力を備えた給食委託会社に依頼することをおすすめします。
ナリコマの「直営支援型厨房運営」ならコスト削減も人手不足も解消可能
ナリコマでは「直営支援型厨房運営」を行っています。
厳格な衛生管理のもと調理されたクックチル・ニュークックチルは、届いた食材を再加熱し提供だけの簡単工程で、厨房での負担を大幅に削減できます。
また、介護食は普通食・ソフト食・ミキサー食・ゼリー食の4形態を用意しており、厨房で細かく刻んだり、ミキサーにかけたりする工程は必要ありません。安心・安全、簡単に介護食の提供ができるため、少ないスタッフでも忙しい厨房業務も難なくこなすことができます。
安さで選んで後悔したエピソード
委託費を抑えることは、給食コスト削減のためにとても重要です。
しかし、安い給食委託会社に委託したことで起こってしまった、こんな衝撃的なエピソードがあります。
給食委託業者の廃業により給食提供ストップ
2023年、全国各地の学校や官公庁で急に給食提供が停止となる事態が起こりました。給食提供に携わっていた某食堂運営会社の事業停止のため、事前に連絡もなく給食提供も停止となってしまったのです。
施設にとって給食は、利用者の健康を守るために欠かせないものです。その給食がいきなり提供されなくなってしまったら、施設は大混乱に陥ってしまうのは当然のことでしょう。
経営悪化の背景には、新型コロナウイルスの流行による利用者の減少に加えて、物価高騰による原材料費の上昇が業績の悪化を招いたとされています。
施設によっては、調理作業員が本来よりも少ない人数で業務にあたっていたとされ、賃金や納入業者への代金未払い、適正な委託費を大きく下回る金額で受注を行っていたケースもあるようです。
また、株式会社帝国データバンクが2023年11月に発表した『倒産集計 2023年 10月報』では、2023年の給食事業者の倒産件数は17件と、2年連続で増加しています。
人件費に原材料費、光熱費など、給食にかかるコストは増加の一途を辿っているため、今後も経営難に陥る給食委託業者が増えてくるかもしれません。
委託費の安さは確かに魅力ですが、それだけで委託業者を選定するとこのように思わぬアクシデントが起こる可能性も。
後悔しないためにも、給食委託会社を切り替える場合には委託費の安さと業務内容のバランスを見ることが必要不可欠です。
給食の切り替えならナリコマの「直営支援型厨房運営」をご検討ください

安い給食委託会社と契約を行い、月々の委託費を少なくすることも、施設運営のためには必要なことかもしれません。
しかし、それと引き換えに給食のおいしさや品質が低いものであったら、利用者の満足度低下にも繋がり、施設全体の印象が低下する可能性もあります。
給食コストを抑えることは重要ですが、品質・対応力・人員体制とのバランスを見極めることが欠かせません。
給食コストの削減を叶えながら、作りたてのおいしさをそのままお届けするナリコマのクックチル・ニュークックチル。ナリコマは「直営支援型厨房運営」で低コスト高品質な施設給食の提供をサポートします。給食委託会社からの切り替えはもちろん、直営での導入でもナリコマがしっかり支えていきます。
給食コストの見直しや、委託給食からの切り替えをご検討中なら、是非一度ナリコマへご相談ください。
長年に渡って厨房受託事業に携わってきたナリコマが、施設の形態や要望に沿った最適なプランをご提案いたします。
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