現場の限界を感じた3人が語る”もう一度、食と向き合える”働き方

「現場の声が届かない」「突然の異動」「人のことで手一杯」――。
給食委託会社の現場で、日々奮闘してきた方々がナリコマへの転職を通じて見つけた“働き方の違い”を語ります。
感じたのは、仕事のやりがいや仕組みの違いだけではありません。「人が育つチーム」「感謝が返ってくる提案」「お客様を見て働ける毎日」。経験を無駄にせず、もう一度、現場と向き合う選択をした3人のストーリーです。
◆インタビューに答えてくれた社員
橋本 瞳:営業統括本部 関東支店 CS六課 課長/2018年入社
新卒から20年、給食委託会社で現場責任者・本社統括などを経験。度重なる現場応援に疲弊し、「働き方を根本から変えたい」とナリコマへ転職。今は、自分が抜けても機能する強いチームづくりを目指している。
外島 啓太:営業統括本部 関東支店 営業二課 課長/2015年入社
給食委託会社で営業・SVを経験後、業界構造への疑問と、家庭との両立ができない働き方に限界を感じ「クックチルを活用しないと食事を守れない」と強く実感しナリコマへ。今は、若手と共に顧客提案を進める日々に手応えを感じている。
小川 繭子:営業統括本部 関東支店 CS七課 課長/2020年入社
新卒で一般事務職を経験後、栄養士資格を活かして給食委託会社へ。18年間、チーフとして現場管理やマネジメントを担うが、365日電話と人材対応に追われる働き方に限界を感じ、、ナリコマへ。今は、レベルの高い仲間と共に「お客様を見て働ける」喜びを感じている。
野村 泰二(ファシリテーター):営業統括本部 副本部長/2009年入社
新卒で給食委託会社に入り、営業・管理・マネジメントなど現場と組織づくりの両方に携わる。業界全体の非効率さや人材課題に直面するなかで、「ナリコマのような仕組みこそ、持続可能な給食運営の形だ」と確信し転職。現在は、経営と現場の両方の視点から、戦略立案・人材採用・育成・組織づくりに深く関与し、業界全体の構造課題に挑み続けている。
SVとして25施設を担当。現場と組織の“はざま”で気づいたこと
――まずは、前職でのご経験とナリコマとの違いについて教えてください。外島さんからお願いします。
新卒で給食委託会社に入社し、営業を3年半、その後SV(スーパーバイザー)として約25施設の管理を担当していました。新規委託の提案から施設運営のサポート、労務管理まで幅広く携わりましたが、担当数が多く、日々、現場からの連絡対応に追われていたのが正直なところです。
――SVへは希望されたのでしょうか?
人事異動の辞令で突然決まりました。ナリコマとの一番の違いは、キャリアについて“相談できる環境”があるかどうかだと感じています。前職では、部署や勤務地の変更も一方的で、家庭との両立を考えるのが難しい場面もありました。ちょうど、娘の保育園が決まった直後に県をまたぐ転勤を命じられたこともあり、家族にも負担がかかっていました。
――業務の中で、どのような連絡が多かったですか?
多くは、シフトの調整や人間関係に関する相談でした。現場が安定するように日々対応していましたが、気づけば“人を支えること”に全リソースを注いでいる自分がいて、「もっと違う形で現場を支えられる方法はないか」と思うようになったんです。それが転職を考える大きなきっかけになりました。
現場と人に向き合い続けた18年。そこから見えた限界と次の選択
――小川さんは前職でどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
もともとは一般事務職として働いていましたが、栄養士資格を活かしたいと思い、給食委託会社に転職しました。そこから18年間、400床規模の産業給食や老健施設などで現場を経験し、後半はマネージャーとして20〜25施設ほどを担当しました。
――かなり多岐にわたるご経験ですね。
はい。現場では献立作成や発注、労務管理に加え、シフトにも常時入っていました。福祉施設、病院、クリニックなど、施設の種類も多岐にわたり、それぞれの運営形態やニーズに応じた対応が求められました。常に変化がある環境でしたが、一番時間を取られたのは“人”に関する調整でした。
――具体的にはどんな内容が多かったのでしょうか?
例えばメンバー同士の相性の相談や、急な欠員対応、「このシフトには入りたくない」といった要望など、現場でのコミュニケーションや配置の調整に多くの労力を使っていました。もちろん、トラブルを防ぐための工夫や丁寧な対応を続けてきましたが、日々繰り返される中で、「自分はもっと別の形で現場を支えられないか」と感じるようになったんです。
「現場を支える働き方」を求めて。経験20年の私が選んだ次のステージ
――橋本さんは前職でどのようなお仕事をされていたのでしょうか?
新卒から20年間、給食委託会社で働いてきました。現場責任者として複数施設の運営や新規立ち上げに関わり、本社勤務も経験しましたが、現場を支える仕事のやりがいに惹かれ、最終的には現場寄りのポジションを選ぶことが多かったです。
ただ、現場のサポート体制が整っていない中で新規立ち上げを繰り返すうちに「もっと持続可能な働き方に切り替えないといけない」と感じるようになりました。家族との時間も十分に取れず、子どもの送り迎えも親に頼りきり。そこで初めて、転職を考えました。
――転職先では本社配属の予定だったと伺いました。
そうなんです。次の会社には本社配属として入社しましたが、すぐに現場支援を頼まれ、結果的に1年以上現場で勤務することになりました。最初に聞いていた内容とのズレが重なり「もう一度、自分が納得できる仕事を選びたい」と思い、再度転職を決めました。
――ナリコマとの出会いはどのようなきっかけでしたか?
ちょうどその頃、セントラルキッチンが関東に立ち上がったタイミングで、ナリコマの求人を見つけました。「直行直帰・土日休み・お正月休み」という条件を見て「こんな働き方があるんだ」と驚いたのを覚えています。当時はクックチルに対して「どれぐらいおいしいのかな?」という先入観もありましたが、とにかくライフワークバランスを整えたかったので応募しました。ナリコマに入ってからは、子どもが「お母さんが土日に家にいる!」と驚くほど、働き方が劇的に改善されましたね。
“できて当たり前”じゃない。やればやるだけ返ってくる、ナリコマでの仕事
――皆さんがナリコマに入社されてから感じた「働き方の違い」について伺います。転職を経て、どんな変化がありましたか?
外島:私の場合は、まず「生活のリズムを取り戻せた」ことが大きかったです。でもそれ以上に、ナリコマでは若手でも提案に関われる場面が多く、「やってみよう」と挑戦する文化があるんですよね。いろいろなお客様と接する中で、自分の視野も広がり、前職では見えなかった“成長の手応え”を日々感じています。
小川:私は、人事制度の面でも大きな違いを感じています。前職では「上は上、下は下」と分断されていたように思いますが、ナリコマではちゃんと現場にも成果が還元される仕組みがあると感じています。それに、ナリコマの人たちは本当にレベルが高い。真面目で、素直で、誠実にお客様と向き合っている。
前職では「会社を見て働く」感覚でしたが、今は「お客様を見て働ける」実感があります。そこに楽しさとやりがいを感じています。
橋本:私は、前職で積み重ねてきた経験が、今の仕事に全部活きているという感覚があります。盛り付け、衛生管理、清掃…どれも「当たり前すぎて評価されなかった」仕事でしたが、ナリコマではそれが価値として認識され、「頼りにされる」実感が持てています。現場を知っているからこそ提案できることがある。そんなふうに評価されるのは、アドバイザーとして本当に嬉しいですね。
野村:給食の現場では業務の特性上「できて当たり前」から始まる減点方式ですが、365日安定した運営をすることが、一番難しい。直営だと委託化のきっかけになりますし、委託だと業者変更のきっかけとなる。
一方で、ナリコマの物品販売事業では、主体は私たちではなく、販売先のお客様の厨房組織。だからこそ、私たちの給食運営の安定化に貢献するコンサルティングサービスは“加点方式”で評価されるんです。やればやるだけ感謝されるし、「助かったよ」「またお願いしたい」といった言葉を直接いただける。成果がしっかりお客様に届く実感があるからこそ、前向きに取り組めるし、自分の成長も感じられる。さまざまな厨房設備や運営体制に触れる中で、給食運営の課題を俯瞰して捉え、解決に導けるのもこの仕事ならではの面白さです。
私自身、委託で長く働いてきたからこそ、現場の苦労もわかるし、「そこ気づいてくれて助かる」と言ってもらえる対応ができる。この仕事は、ほんとうにやりがいがありますし、何より感謝の言葉をいただける場面が多いんです。
外島:確かにそれはありますね。あともうひとつ、ナリコマらしさを感じるのが、“チームで喜ぶ文化”ですね。例えば新規契約が決まったとき、CS(既存顧客担当)みんなで「おめでとう!」と喜び合うんです。普通、仕事が増えると負担に感じることもあると思うんですが、「一緒に頑張ろう」って自然に言い合える空気感があるのが、すごくいいなと思っています。これは、物販+アフターサポートを担う“直営支援”というビジネスモデルならではかもしれません。
育てる・任せる・つなげる。それぞれのカタチで支える“次のナリコマ”
――ここまで、ナリコマでのやりがいや変化について伺ってきました。ここからは皆さんが見据えている「これから」について、お聞かせください。
外島:チームとして目指しているのは、「ありがとう」と言われる仕事を日常にしていくことです。数字ももちろん大切ですが、私は“毎日最低1回、誰かから感謝をもらう”ことをチームの目標にしています。それが積み重なった先に、「ナリコマを選んでよかった」と言っていただけるような信頼が生まれると信じています。
小川:私の理想は「私がいなくても自走できるチーム」をつくることです。メンバー一人ひとりが自分で考えて判断できるようになっていくのが、今の目標です。実際にそうなってきている感覚もあり、手応えを感じています。将来的には、東北に工場ができ、それぞれの県ごとにアドバイザーが配置されるような体制が整えばいいなと思っています。ナリコマの仕組みが広がることで、委託・直営を問わず、現場で働く方々のワークライフバランスがより整う未来を願っています。それは結果的に、会社の成長にもつながるはずです。私にとっては、ちょっとした夢であり、理想の姿です。
橋本:私は、今のチームに「自分の色」を少しでも残していきたいと思っています。でもそれは、やり方を押しつけるのではなく、次の課長がその色をベースに新たな彩りを加えて、さらに強いチームをつくってくれることが理想です。そのためにも、住んでいる地域は違っても横のつながりをもっと強化して、いつ誰が抜けても回るチーム体制を目指しています。「橋本さんが北関東にいたから今がある」と言ってもらえるような“証”を、次の世代に残していきたいですね。
「一歩踏み出したら、世界は広かった」——転職を迷うあなたへ届けたい言葉
――最後に、ナリコマへの転職を検討されている方へ、メッセージをお願いします。
外島:転職って、きっかけもタイミングも人それぞれだと思います。ただ、「今のままでいいのかな」と少しでも思っている方がいるなら、一度ナリコマを見に来てみてほしいです。私はここで、“この業界にポジティブな未来がある”と実感することができました。
小川:ナリコマは、組織としても現場としても、“上を向いて進んでいる会社”だと感じています。仕事に誇りを持てるようになりましたし、日々のやり取りも前向きな会話が多い。長く同じ会社にいた私にとって、「外に出てみたら世界はこんなに広かったんだ」と気づけたのは大きかったです。一歩踏み出してみるだけで、きっと見える景色が変わります。
橋本:これまでの委託の現場で経験してきた苦労は、何一つ間違いじゃありません。今のあなたの苦労は、全てナリコマで活かされ、報われます。「意外に楽しい」ですし、「今までやってきたことが全て報われる会社」だと感じています。私も入社当初は「20何年委託で何をしてきたんだろう」と一度自信を失いましたが、自力で乗り越え、今は全てが活かせていると実感しています。
野村副本部長からのメッセージ:業界を本気で変えたい人は、ナリコマに来てください
給食業界のマネジメント職は、365日、現場からの連絡に対応し続ける働き方が当たり前になっています。現場を維持継続することだけで精一杯になり、摩耗し、皆疲れ果てています。そんな中でナリコマは、業界の在り方そのものを変えていく会社です。今後は、施設や病院が給食運営を自ら取り戻す“直営回帰”の時代へ向かう中、ナリコマが外部CKと現場の運用支援を通して、プロとして伴走していく。その支援のあり方も、単なる代行ではなく、経営の課題に向き合う“真のパートナー”としての関わりです。
私たちが目指しているのは、ただ働きやすい職場ではありません。業界一の職場環境と、給食業界人の“受け皿”になること。
だからこそこの業界に想いを持つ方が燃え尽きて業界を去ってしまう前にナリコマに来てほしい。私たちは、給食を“支えることが誇りになる仕事”として次世代へつなげていきたい。一緒に業界を変えていける仲間に、これから出会えることを楽しみにしています。
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