導入事例

「やめたくない、ずっと働きたい」厨房業務のあり方が変わりました

富田病院

慢性期・精神科病院

本部長 成瀬さま

導入の背景:人材確保が難しい

導入後の効果1:人材募集したらすぐに応募があった

導入後の効果2:朝夜の厨房業務が不要になった

導入の背景

数年先の体制を見据えて運用方法を変更

それまで自前で提供していましたが、雨の日も台風の日も365日、お正月も関係なく朝の5時や4時台に出社してくれる人材は確保しにくいものです。来ていただける人材はライフスタイル的に60歳以上になりますので、数年たったらどうなるだろうと、危機感を感じていました。人材が確保できなければ経営は致命的です。 委託の場合でも、費用が割高なうえに同様に人が集まらないことも分かっています。同業他法人からは、「委託に断られた」「強制的に値上げされた」との声を聞きました。

そんなときにナリコマから営業の電話です。話をざっと聞いただけで面白そうと。当時、ニュークックチルを採用している病院は見当たらず怖さもありましたが、厨房は移転のようなタイミングでないと運用方法は変更しにくいですよね。このタイミングが勝負でした。

選んだ理由

朝夜の業務が不要になり、信じられないほどの求人応募

病院の栄養士は花形かと思いますが、現実は早朝出勤が常であり躊躇する方も多いと思います。ニュークックチルを利用すると朝夜の業務が不要ですので、1勤務(8時or9時~17時)の間で人材が募集できます。この業界で9時~17時勤務は夢のようですので、募集したらすぐに応募がありました。しかも信じられない応募数で、人材を選べるなんてありがたい。

導入後の効果

職員から「もう二度と戻れない」のお声

作業量が減少したこともあり、人材は定着しています。導入に当たり、長年働いていただいている方から反発があるかと思いましたが、皆さん口をそろえて「楽になった、もう二度と戻れない。やめたくない、ずっと働きたい」と。なかには腱鞘炎が直った方もいらっしゃるんですよ。自前のときは、短時間で行う作業量の多さから人間関係にひずみが入ることがありましたが導入後は大幅に減り、私たちを含め現場も気持ちが楽になりました。時に電源の入れ忘れでハッとすることがありましたが、ダブルチェック体制で回避しています。
経営陣としては、長年貢献された方々を大切にしたかったので、再雇用ではありますが、働いても良いと思っていただける環境になり良かったです。 お食事を召し上がる患者さんには、おせちやバレンタインデーなど行事食を喜んでいただいています。味付けは薄口で病院食に適していると思います。
人材確保やそのほかのメリットからも、ナリコマ×ニュークックチルをお勧めします。業務負荷は軽減したうえで、味の評価は上々ですので、経営は安定します。正直、こんなに違うとは思いませんでした。温めた食事をカートから運ぶ業務については、介護士さんらにお願いしています。ここを協力していただかないと別途人員を配置しなければならず意味がありません。
また、病院ですので特食対応についてよく聞かれます。全食は難しいですが、経口摂取の方は量の増減やゼリーで対応できています。あとは職員の食事ですが、重要なポイントとして厨房で調理しないことです。宅配や患者さんと同じ食事でないと工数削減にはなりません。
最近は同業他法人から見学の問い合わせが増加しており、病院でのナリコマ(院外調理)×ニュークックチルは間違っていなかったと思います。「イニシャルをかけてもナリコマ方式を導入する」と英断した理事長には、今更ながらさすがだなと、手前味噌ですが(笑)。

栄養士さんのお声

近年の夏の暑さの中で行う厨房業務は熱中症が心配され、体力的にも大変でした。
ナリコマ導入後は、盛り付けとカートへのセッティングが厨房内の主な業務です。空いた時間は、事務や患者さんの栄養管理に注力できます。早番・遅番がなくなったのでプライベートの予定も立てやすくなりました。

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