宝塚磯病院
慢性期・精神科病院医療療養型病床を160床備えている「宝塚磯病院」さまは、近年、患者さまの高齢化による喫食数が減少しているにもかかわらず、給食委託管理費が高額なままといったお悩みがありました。コスト削減のため給食会社の切り替えを検討し始め、なにより「味」を重視してナリコマのクックチルに決めたといいます。
その経緯を、事務長の石川享さまがお話しくださいました。
導入の背景
給食委託会社の切り替えを考え始めた理由は、管理費が高額だったことです。患者さんの高齢化もあり、当院が出す給食数は2017年と比べて2022年には4割程度まで減少していました。食数は減っていましたが委託管理費は変わらず高額で、このまま放置しておくわけにもいかずに見直すことを決めました。
選んだ理由
ナリコマさんに決めた理由は「味」でした。委託会社の切り替えを検討する中で、以前より安い見積もりの委託会社2社、および直営への切り替えを前提としたクックチル・ニュークックチルの提案があった2社の計4社を比較しました。
直営に切り替えるとコスト削減がかなう一方、クックチルやニュークックチルは味に不安がありました。当院の職員は、従来の給食会社の職員用給食を気に入っており、切り替えには職員も味に納得しないといけなかったのです。
試食会を実施したところ、ナリコマさんのクックチルは職員からもおいしいと好評でした。嚥下食やミキサー食の試食でも「これなら患者さんがもっと食べてくれる」と確信できる味でした。実際、患者さんの残食量が減り、よく食べていただいています。
導入後の効果
コストに関しては導入前に予想していた以上の削減効果が出ています。また、クックチルは加熱だけなので水道光熱費の大幅削減もできました。
当院には、高齢で医療依存度の高い患者さんが入院しています。ナリコマさんのクックチルを導入して、管理栄養士は学会の基準をクリアしながらも嚥下食やソフト食がおいしく安定的に提供できることに感心していました。ミキサー食も厨房でつくるとなると品質のばらつきがあり「物性の安定」が心配でしたが、ナリコマさんのクックチルは物性の安定した食事なので誤嚥性肺炎のリスクが下がりました。
また、職員の働き方も変化があり、常勤職員の人数は半分になりました。早出の時間は5時30分から6時30分に。退勤時間も20時から19時30分へとなり、働きやすくなりました。作業量が減り、残業時間も30時間あったのが原則ゼロになっているので、人件費も削減できています。
コスト削減と味のどちらも追い求めた結果がナリコマさんです。今後もこの状態を続けていきたいです。
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医療法人島本慈愛会 島本病院 さま
医療法人社団尽誠会 野村病院 さま
朝食及び嚥下調整食の一部においてクックチル方式を導入することで大幅な調理工程の短縮に繫がりました。嚥下調整食を導入したことで嚥下機能低下の患者様に対して学会分類に準じた食事の提供が可能となりました。
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クックチル食材を活用することで食材のロスが少ないと実感をしています。 また、少ない人員で稼働でき、限られたスペース内で調理することができるので非常に助かっています。
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当院は、ソフト食とミキサー食を導入しています、導入時に安全性を考慮し、刻み食からソフト食に変更しました。誤嚥のリスクを心配することなく食事を提供することができています。
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弓削病院 さま
人員確保が難しい時に、導入を決めました。厨房スタッフの入れ替わりが発生しても、安定した食事提供ができております。導入以来、一度も届かない日がなかった事に感謝しています。
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外注からの切り替えです。少ない人員での稼働や朝晩の勤務時間が短縮できることで、働き方改革と大幅なコスト削減につながりました。またメニューが豊富でおいしい食事が安定して提供できることがよかったです。